牛丼店「吉野家」などを運営する吉野家ホールディングス<9861>が、業績予想を上方修正した。これによって2025年2月期に目指していた売上高を1年前倒しで達成し、営業利益もあと一歩のところにまで迫ることになる。
同社は業績の悪化に伴い、2019年にステーキのアークミールを、2021年に持ち帰りずしの京樽を、2022年にファストフードのグリーンズプラネットオペレーションズを相次いで売却。経営再建に取り組んできた。
中期経営計画ではM&Aなどによってラーメン事業を経営の一つの柱に育てる目標を掲げている...
航空会社大手のANAホールディングスと日本航空の業績回復が鮮明になってきた。両社はともに2023年3月期に3期ぶりに黒字化し、2024年3月期第1四半期も4期ぶりに黒字を達成した。
「一風堂」の力の源ホールディングスと、「幸楽苑」の幸楽苑ホールディングスが、コロナ禍後を見据え新たな一手を打った。両社はともに業績が上向いており、こうした取り組みでさらなる上振れが期待できそうだ。