牛丼店「吉野家」などを運営する吉野家ホールディングス<9861>が、業績予想を上方修正した。これによって2025年2月期に目指していた売上高を1年前倒しで達成し、営業利益もあと一歩のところにまで迫ることになる。
同社は業績の悪化に伴い、2019年にステーキのアークミールを、2021年に持ち帰りずしの京樽を、2022年にファストフードのグリーンズプラネットオペレーションズを相次いで売却。経営再建に取り組んできた。
中期経営計画ではM&Aなどによってラーメン事業を経営の一つの柱に育てる目標を掲げている...