「ヤマハ発」「ダンロップ」が50年事業から撤退 子会社の売却も高水準
ダンロップブランドのタイヤを生産する住友ゴム工業や、2輪車(バイク)を生産するヤマハ発動機などが、50年以上続けてきた事業から撤退する。成長事業に経営資源を集中させるのが狙いだ。
M&A Online
| 2023/10/10
2023.10.10
タイヤ最大手のブリヂストン<5108>がコロナ禍の中、子会社の売却を進めている。同社は2021年以降に11件のM&Aを適時開示しており、このうちの9件を売却が占めた。
2021年12月期から2023年12月期までの3カ年の中期事業計画の中で、「稼ぐ力の再構築」を目的に、事業の見直しを進めてきた結果、2ケタに迫る子会社売却につながった。
業界2位でダンロップブランドを展開する住友ゴム工業<5110>は2017年にタイヤ販売の英国企業を子会社化して以来、適時開示した案件はなく、両社のM&A戦略は対照的だ...
ダンロップブランドのタイヤを生産する住友ゴム工業や、2輪車(バイク)を生産するヤマハ発動機などが、50年以上続けてきた事業から撤退する。成長事業に経営資源を集中させるのが狙いだ。