回復軌道に乗った「JTB」と見通し難の「HIS」その差はどこに

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JTBの神戸・三宮の店舗

旅行最大手JTB(東京都品川区)の2期連続の黒字化にめどが立った。同社の直近の決算である2024年3月期第2四半期に黒字を確保できたためで、通期では営業利益134億円、最終利益黒字化を見込むほか、売上高は12.8%増の1兆1034億円と2020年3月期以来4期ぶりに1兆円台を回復する見込み。

第2四半期に国内旅行やインバウンド(訪日客)が順調に回復したほか、MICE (企業などの会議、研修旅行、国際会議、展示会の頭文字)や地域交流・BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング=外部委託)などの旅行以外の事業も伸びたことから、通期の予想を当初のまま据え置いた...

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