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英高級靴のジミーチュウが身売り検討。コーチが有力か

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相手はコーチが有力

JABラグジュアリーはジミーチュウの株式をおよそ67%を所有しています。

ジミーチュウは2014年にロンドン証券取引所に上場しました。当時は140ペンスでしたが、身売り売却が発表された4月24日には180ペンス以上を記録。5月2日時点で196ペンスをつけています。時価総額は日本円で1000億以上となっています。

ジミーチュウの買収にはコーチが有力とされています。

コーチは2015年に高級婦人靴のスチュアート・ワイツマンを買収しました。これはコーチにとってプラスの効果をもたらしました。

米コーチが英バーバリーの買収を検討しているってよ

その後、バーバリーの買収にも動きましたが、この提案は拒否される結果となりました。

米のファッションブランドコーチによる英バーバリーの買収は成立せず。

現在はアパレル雑貨ブランドのケイト・スペードの売却先としても有力候補とされています。

ケイト・スペードに身売り報道。相手はコーチかマイケルコースか

コーチがジミーチュウの買収を実現させれば、スチュアート・ワイツマンより上の高級靴ブランドを手にすることができ、「高級靴のコーチ」としての地位を確立できるかもしれません。

コーチは買収に十分な資金があると言われています。

なおコーチは新しいCEOにジョシュア・ シュルマンを指名しました。就任日は6月5日となります。

ジョシュア・ シュルマンは2012年までジミーチュウのCEOでした。

本記事は、「MoneY wave」より転載しております。

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