エレベーター大手のフジテックがスウェーデンの投資ファンドEQTによる買収提案を受け入れ、株式を非公開化する。別の投資ファンドで、物言う株主として知られる香港オアシス・マネジメントと決別し、経営の安定を取り戻すのが狙いだ。
フジテックでは創業家とオアシスが対立し、これをきっかけとする混乱が3年以上に及んでいる。
フジテックの株式はオアシスが筆頭株主として29.94%を保有するほか、米投資ファンドのファラロン・キャピタル・マネジメントも6.65%を持つ...
調剤薬局中堅のファーマライズホールディングスは、M&A戦略を変更する。積極的なM&Aで事業を拡大してきたが、M&Aに伴う費用の増加などにより、大幅な営業減益となったことから、PMIに注力し足場を固めることにした。
大手VTuber事務所「ホロライブプロダクション」を運営するカバーは、5年後の2030年3月期に、2025年3月期比2倍強の1000億円の売上高を目指す。計画達成に向けM&Aも活用する。
米国やメキシコでラーメン店を展開する米Tajima Holdingsの買収を断念した、九州筑豊ラーメン「山小屋」を展開するワイエスフードが、M&Aを加速的に推進する方針を打ち出した。
2025年上半期(1-6月)の日本企業関連のM&A(合併・買収)総額は、前年同期比3.5倍の34兆1200億円だった。上半期だけで前年通期の実績を上回り、同期間として過去最高を更新。