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【ベネッセホールディングス】M&Aで成長した「教育産業の巨人」が自社を買収する理由

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今後は介護分野でのM&Aが中心に

そして今回は自社を「買収」することになった。ベネッセ創業家がスウェーデンの投資ファンドのEQTと組んで、TOB(株式公開買い付け)を実施し、全株式の取得を目指す。買付代金は最大2079億円。少子化による学童人口の減少や、入試改革に伴う旧来型の通信教育や模擬試験の需要低下など、国内教育市場をめぐる経営環境が厳しさを増す中、中長期的な視点で事業構造改革に取り組むのが狙い。TOBは2024年2月上旬をめどに始める。

買付主体はEQTが設立した買収目的会社ブルーム1...

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