【宝ホールディングス】海外企業の買収で世界に日本酒や日本食を拡大
焼酎や日本酒、みりんなどを生産する宝ホールディングスが海外M&Aを加速させている。同社はこの1年ほどの間に米国、カナダ、スペインで、日本食材卸や日本酒メーカーなど4社を傘下に収めた。
M&A Online
| 2023/10/12
2023.10.12
トナミホールディングス(HD)<9070>は今年創業80周年を迎え、北陸最大の物流会社として不動のポジションを築いている。富山県高岡市を本拠とし、主力事業の路線トラックの輸送網は全国に広がる。「パンサー(豹)マーク」のロゴはトナミHDの代名詞でもある。実はその同社、物流業界内でM&Aに対するフットワークの良さで一目置かれる。
トナミHDは戦時統制下の1943(昭和18)年に「礪波運輸」として富山県礪波市に誕生した。陸上輸送を国家管理とする陸運統制令第二次統合に基づき、県内11運輸業者が合同した...
焼酎や日本酒、みりんなどを生産する宝ホールディングスが海外M&Aを加速させている。同社はこの1年ほどの間に米国、カナダ、スペインで、日本食材卸や日本酒メーカーなど4社を傘下に収めた。
ヤマエグループホールディングスは、2024年3月期から2026年3月期までの3年間に、それまでの3年間(2021年3月期-2023年3月期)のおよそ2倍にあたる450億円をM&Aに投じる。
トリドールホールディングスは英国の投資ファンドと共同で、ピザ店やギリシャ料理店を運営する英国のFulham Shore PlcをTOB(株式公開買い付け)で子会社化する。