八重洲ブックセンター本店が2023年3月31日をもって営業をいったん終了する。在庫100万冊を誇る日本初の巨大書店として東京駅前に開店したのは1978年9月。街区の再開発計画に伴い、44年半に及ぶ歴史の幕を下ろすが、そんな巨大書店の生みの親となった会社とは?
「営業終了まであと〇〇日」。八重洲ブックセンター本店の入り口にはカウントダウンカレンダーがお目見えし、3月31日のラストデイが日に日に近づいている...
上場企業による事業撤退が続いている。いずれもコロナ禍などの影響で収益力に問題が生じていたためで、本業に経営資源を集中させることで企業価値を高めるとの判断を下した。