次世代原子炉として期待されている「小型モジュール炉(SMR)」の開発が頓挫した。米原子力スタートアップのニュースケール・パワーが米アイダホ州で進めていたSMR建設が中止されたのだ。原子炉本体を小型化することにより、規格化した量産モジュールを現場で組み立て、原子力発電所の建設コスト削減を狙ったが、セールスポイントだった経済性でつまずいたという。
同社が開発中のSMRの出力は7万7000kW。アイダホ州の新原発ではこれを6基設置して46万2000kWを発電する計画だった...
国内菓子・パン業界が過去最高の好況感に沸いている。帝国データバンクの景況調査によると、同業界のDIが全産業平均を13カ月連続で上回り、2023年7月には50.3と過去最高を記録。コスト高騰に苦しめられている同業界がなぜ活況を呈しているのか?
ラーメンのワイエスフードは、カレーのゴーゴーカレーと連携し、ラーメンとカレーの両方が味わえるコラボ店舗を出店する。居酒屋のチムニーは、ファンケル、キリンビールと連携して、青汁を用いたコラボの新メニューを投入する。
広告代理店首位の電通グループがコロナ禍の中、高水準のM&Aを維持している。同社は2023年(1-9月)に5件のM&Aを適時開示しており、コロナ禍の影響が出始めた2020年からM&Aの適時開示件数は15件に達した。
三菱自動車が中国から生産撤退をするとの報道は業界に衝撃を与えた。理由が電気自動車(EV)との競争に破れたからだ。世界初の量産EVを発売した三菱自がEVシフトに乗り遅れて撤退するとは皮肉だが、日本車メーカーにとっては「対岸の火事」ではない。