出身母体が去るルネサス、株主「自動車一強」時代の経営戦略は?

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母体企業が大株主から姿を消すルネサス、半導体事業をどうかじ取りする?(Photo By Reuters)

NECと日立製作所が、半導体大手のルネサスエレクトロニクス<6723>の株式を売却する。両社はルネサスの母体企業で、日立は退職給付信託に拠出している株式を含めて7.41%、三菱電機は2.85%を出資する。信託口株主を除けば、日立は2位、三菱電機は4位の大口株主。売却後は日立は3位、三菱電機は姿を消す。母体企業がフェードアウトするルネサスだが、今後の成長戦略はどうなるのか。

NECは30日、退職給付信託に拠出しているルネサス株約6988万8800株を証券会社を通じて1株2503円で売却する。売却額は約1749億円...

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