2023年TOBの「代理人」レース、SMBC日興証券 21件で3年連続トップ

alt
SMBC日興証券の本社前(東京・丸の内)

2023年のTOB(株式公開買い付け)件数は74件と前年を15件上回り、2009年(79件)以来の高水準となった。規模的にも東芝の非公開化案件は約2兆円に達し、大正製薬ホールディングスのMBO(経営陣による買収)は総額7000億円を超える。活況に沸いたTOB戦線のもう一つの見どころ、「公開買付代理人」の座をめぐる争いではSMBC日興証券が21件と、2位の野村証券(10件)に大差をつけて3年連続トップだった。

SMBC日興、「東芝」を筆頭に件数積み上げる

公開買付代理人はTOBへの応募を受け付ける窓口証券会社のこと...

この記事は会員専用です。
無料会員に登録して、今すぐ続きをチェックしよう!
会員登録をする(無料)

NEXT STORY

アクセスランキング

【総合】よく読まれている記事ベスト5