-ウェブ解析士協会はどのような組織ですか
ウェブ解析士協会は2010年にスタートした組織。協会の目的は事業の成果に貢献すること。創業者の江尻俊章(一般社団法人ウェブ解析士協会代表理事)が、ITが本当に企業のためになっているのかとの疑問をいだき立ち上げた。
ウェブ解析士の資格を取る人は30歳前後が多く、フリーランスも多い。協会としてはウェブ解析士の能力を求めている企業にこうした人たちを紹介したり、イベントの際に声をかけて参加してもらったりしながら、活躍できる場所を提供するようにしている。
2018年6月に行ったウェブ解析士会議で400人ほどを対象に行ったアンケートの結果、ウェブ解析士と未取得者を比較すると、年収がウェブ解析士で8万円ほど、上級だと50万円ほど、マスターだと300万円ほど高いことが分かった。資格を取得することで信頼度が上がり仕事に結びついた結果と思われる。
◎亀井耕二氏
一般社団法人ウェブ解析士協会(東京都新宿区)理事。1958年大阪府生まれ。82年滋賀大学経済学部管理科学科卒業。その後、国内の製薬企業に入社し、医療用医薬品業界の営業マン向けのシステム構築や営業系ウェブアプリケーション構築などの業務に従事。
2011年ウェブ解析士マスター取得。13年ウェブ解析士協会近畿支部長。14年ウェブ解析士協会理事。中小企業診断士/ウェブ解析士マスター/プライバシーマーク審査員補/AFP(日本FP協会認定)
文:M&A online編集部
31歳で働きながら公認会計士を目指した筆者の独断と偏見による試験合格に役立つ勉強法を連載形式でお届け。今回は基礎科目の「財務会計論(会計学)」の勉強法をアドバイスする。