~「ステーキハンバーグ&サラダバーけん」の元運営会社~
(株)MFS(TSR企業コード:296840467、法人番号:5011001050227、渋谷区道玄坂2-10-10、設立2006(平成18)年9月、資本金5000万円、井戸実社長)は2月28日、破産手続きを村上義弘弁護士(桜川綜合法律事務所、港区虎ノ門2-3-20、電話03-5501-7160)ほかに一任した。
負債は現在調査中。
「ステーキハンバーグ&サラダバーけん」の店舗運営やFC店の管理などを手がけていた。ほかにも「ふらんす亭」など複数の業態の飲食店を展開。居抜き物件を主体とした出店が特徴で、ピーク時の2012年3月期は売上高約225億9600万円をあげていた。
しかし、同業他社が相次いでステーキ店を出店するなど競争が激化。店舗閉鎖やFC店の撤退などが相次ぎ、2016年3月期の売上高は約26億円にとどまっていた。
こうした中、2019年7月に「ふらんす亭」の事業を(株)ふらんす亭(TSR企業コード:130867977、法人番号:5030001130937、埼玉県川口市)、「ステーキハンバーグ&サラダバーけん」の事業を(株)ジー・テイスト(TSR企業コード:140085840、法人番号:2370001010224、名古屋市北区)に譲渡。2020年1月に、(株)エムグラント・フードサービスから現商号へ変更し、今回の措置となった。
東京・三宿にあるNOZY COFFEEの運営会社が12月11日、破産開始決定を受けた。負債総額は債権者51名に対して約1億1000万円。従業員は業務提携をしていた別会社に引き継がれている。