8月29日、ファストファッションを展開するFOREVER 21, INC.(DUNSダンバー: 042437293米国、以下米FOREVER21)が連邦破産法第11章(条)(日本の民事再生法に相当)の申請を準備していると一部メディアが伝えた。
東京商工リサーチ(TSR)が提携するダンアンドブラッドストリート(米国)は提供する企業レポートの中で、米FOREVER21の信用力の低下を指摘していた。
TSRの企業データベースによると、日本にはFOREVER21JAPAN TRADING COMPANY合同会社(TSR企業コード:297553240、東京都)と合同会社FOREVER21JAPAN RETAIL(TSR企業コード:298263572、東京都)が確認される。
29日午前、FOREVER21JAPAN RETAILの担当者はTSRの取材に、「コーポレート関係はすべてアメリカで対応している」とコメント。また、都内店舗の従業員は、「現在、状況を確認中。会社から(破産報道の)問い合わせがあった場合はその旨を伝えるように言われている」と話した。
米FOREVER21は1984年創業。日本では2009年に原宿店をオープン、同社ホームページによると東京、大阪、福岡など国内14店舗を展開している。
(東京商工リサーチ発行「TSR情報全国版」2019年8月30日号掲載予定「SPOT情報」を再編集)
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