~洋菓子店「Atelier de Reve」を経営~
(株)アトリエリーブ(TSR企業コード:293890757、法人番号:6010701021230、品川区東大井1-8-3、設立1990(平成2)年10月16日、資本金3000万円、日比猛彦社長)は6月20日、東京地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人には浅井平三弁護士(エルム法律事務所、千代田区神田多町2-9、電話03-6260-8388)が選任された。
負債総額は債権者140名に対して約5億5000万円。
ケーキや焼き菓子などの製造販売を手掛け、首都圏の百貨店やショッピングセンターを中心に洋菓子店「Atelier de Reve」などを展開していた。直営店での販売のほかに、ホテルやカフェなどへの卸売やOEMも行っていた。
取引先を徐々に増やし、店舗での販売も好調で2009年3月期には売上高約14億円をあげていた。しかし、その後は消費の低迷により売上は低調に推移した。生産拠点を本社工場に集中させ、生産体制のスリム化を図るなど経営効率化を行い、近年は催事にも積極的に出店していたが、事業は好転せず2018年3月期の売上高は約5億8000万円まで落ち込んだ。
赤字も散見されており、財務体質の改善のめどが立たず資金繰りも限界に達し、事業継続が困難となった。自社工場は5月末で操業を停止し、6月15日までに全店舗を閉鎖した。
超高速全身脱毛サロン「PIKARI(ピカリ)」を4店舗運営するOFFICE Kが4月9日、破産開始決定を受けた。負債総額は約2億円。新しい運営会社が一部店舗の承継と救済措置を決定した。
街中でよく目にする「指圧、マッサージ」や「接骨院、整体」の看板。業界の生き残り競争は熾烈で2018年の「マッサージ業、接骨院等」の倒産は93件に達し、過去10年で最多を記録した。
弁護士法人村岡法律事務所(港区虎ノ門)が21日、東京地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人には東京丸の内法律事務所の幸村俊哉弁護士が選任された。