おおぞら管理(旧オリオン電機)が特別清算 事業は他社へ譲渡
おおぞら管理は福井地裁へ特別清算を申請し、5月20日に特別清算開始決定を受けた。負債総額は債権者10名に対して約100億2900万円。
~貴金属買取の「えびす堂」などを手掛ける~
(株)テビス(TSR企業コード:293551049、法人番号:4013301018045、鶴ヶ島市脚折町1-34-3、設立1994(平成6)年9月22日、平井裕藏社長)は6月7日、東京地裁から破産開始決定を受けた。破産管財人には長島良成弁護士(長島良成法律事務所、東京都千代田区五番町5、電話03-5276-1321)が選任された。
負債は現在調査中。
貴金属、アクセサリーの店頭買い取りと中古品販売の「えびす堂」の運営を手掛けていた。一時期には東京、埼玉を中心に関東圏のショッピングモールなど20店舗以上を出店していた。
2008年9月期に売上高10億8826万円をあげていたが、その後は同業他社と競合するなど、売上は減少に転じ2014年9月期には売上高5億66万円まで低下した。
この間、不採算店の閉鎖を進めるなどしたが業況は改善せず、2019年6月、残る6店舗も撤退し事業を停止、今回の措置となった。
おおぞら管理は福井地裁へ特別清算を申請し、5月20日に特別清算開始決定を受けた。負債総額は債権者10名に対して約100億2900万円。
パナソニック連結子会社のMT映像ディスプレイが、2月5日、大阪地裁より特別清算開始決定を受けた。負債総額は1033億2600万円(平成30年3月期時点)。
建設業のエム・テックがスポンサー支援を得られず10月22日、再生手続き廃止決定を受けた。「有明テニスの森」など東京オリンピック・パラリンピック関連施設の工事も中断している。