平均給与の社数の最多レンジは、500万円以上600万円未満で820社(構成比30.5%)。次いで、600万円以上700万円未満が685社(同25.5%)だった。500万円以上700万円未満を合算すると1,505社(同56.1%)で半数を超えた。500万円未満は631社(同23.5%)と、前年(649社、構成比24.2%)よりも18社減少し、調査を開始した2011年以降、社数の減少が続いている。
平均給与1,000万円以上は29社(構成比1.0%)で前年より1社減少。平均給与2,000万円超は、前年はGCAの1社あったが、2017年は2014年以来、3年ぶりにゼロだった。
増加率トップは、通販事業のパス(800万2,000円)で前年比76.6%増。経営再建中で、事業再編などにより給与が低い社員が辞め、平均給与が前年より1.7倍増と大幅にアップした。
2位のゴールドウイン(638万円)は前年比47.2%増。前年まで算出方法に販売員を含めていたが、2017年は販売員を除いたため前年より1.4倍に拡大した。
3位の日本伸銅(575万8,000円)は前年比43.9%増。人材確保のために賞与が増えたことで平均給与が大幅に増加した。
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