では、大手企業はどのようにして、スタートアップのM&Aに至るのか。コードミーとエステーの出会いについて、太田氏は昨年1月にファーストコンタクトがあったことを明かした。以降、定期的な会合を重ねて、トップ面談の機会を得ることに。それがM&Aの決定打になった。両社で将来の事業展開について語り合い、方向性が見事に一致。M&Aが最善の道だと判断したという...
2022年11月に政府が打ち出した「スタートアップ育成5か年計画」。出口戦略の多様化が掲げられ、スタートアップのM&Aも注目される。スタートから1年余りが経過した今、スタートアップをめぐる環境に変化は生じているのか。
エネコートテクノロジーズは京大発の太陽電池開発ベンチャー。2018年1月に同社共同設立者で最高科学責任者でもある若宮淳志京大化学研究所教授の研究成果をベースに、次世代太陽電池の本命といわれる「ペロブスカイト太陽電池」の開発に取り組んでいる。
「スタートアップワールドカップ2023」の京都予選が2023年7月6日、京都大学百周年記念ホール(京都市左京区)で開催され、米国を拠点にAI(人工知能)を活用した家電と住宅設備をつなぐスマートホーム技術を提供するHOMMA Groupが優勝した。