【会計コラム】形骸化しがちな内部統制の構築
不正防止だけでなく、ミスを防止・発見するのも内部統制の大切な役割です。今回は、形骸化しがちといわれる「内部統制の構築の仕方」について考えてみます。
三木 孝則
| 2019/5/7
2019.05.07
次にBS(貸借対照表)を見てみると、総資産11億9900万ドルのうち、現預金が1億8700万ドル、有価証券が6億6600万ドルとなっている。下表のとおり、この有価証券のほとんどが米国債および株式であることから、ほぼ即時換金が可能な資産と見ていいだろう。つまり、スラックはすでに1000億円近い換金可能資産を持つと言える...
不正防止だけでなく、ミスを防止・発見するのも内部統制の大切な役割です。今回は、形骸化しがちといわれる「内部統制の構築の仕方」について考えてみます。
近年、海外では「金融機関」がCVCを設立するという動きが見られている。金融機関がCVCを設立することの意味は何なのか。日本の金融機関の動向にも触れながら解説したい。