相次ぐ子会社の「解散」まだまだ尾を引くコロナ禍
上場企業による子会社の解散が相次いでいる。業務スーパーを運営する神戸物産は2023年7月24日に、中国大連で食品を製造する「大連福来休食品」を解散すると発表した。
M&A Online
| 2023/7/28
2023.07.28
追い打ちをかけるのが、先進国での半導体増産だ。米国で500億ドル(約7兆円)の半導体産業投資を含むCHIPS法が可決され、欧州では2030年までにロジック半導体の開発などに1345億ユーロ(約21兆円)が投入される。中国でも中央政府と地方政府による日本円にして総額10兆円超の半導体産業向け基金が新設された。
日本も「日の丸半導体」として政府主導で設立したラピダスや台湾積体電路製造(TSMC)の熊本誘致で、半導体の国内生産を大幅に増やす...
上場企業による子会社の解散が相次いでいる。業務スーパーを運営する神戸物産は2023年7月24日に、中国大連で食品を製造する「大連福来休食品」を解散すると発表した。
麺類大手のトリドールホールディングス、サガミホールディングス、グルメ杵屋の3社の間で、コロナ禍からの回復の足取りにバラつきが生じている。何が要因なのか。