世界的に記録的な猛暑が続いているが、ここに来て冷めきっているのが半導体業界だ。コロナ禍の生産減少で深刻な供給不足に陥り、半導体市場は活況を極めた。しかし、コロナ禍の収束で供給が正常化すると、市況は悪化に転じている。
新型コロナウイルス感染症の拡大が止まらない。すでに世界中で春の第1波、夏の第2波を超える秋の第3波が襲来。日本でも11月28日に過去最高となる2685人もの感染が判明した。が、政府による緊急事態宣言が出される可能性は極めて低い。なぜか。
新型コロナウイルス感染者数が今春の「第1波」を上回って久しい。死亡者数も急増しており、政府の「緊急事態宣言」が再度出されるのではないかとの見方もある。が、どうやら感染拡大が進み死亡者数が増加しても、政府の「宣言」は二度と出ない可能性が高い。
政府は2020年5月25日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策の特別措置法に基づく緊急事態宣言で最後まで残っていた東京など首都圏1都3県と北海道での解除を決めた。26日から経済活動も正常化に向けて動き出すが不安は残る。なぜか?