LBOの低迷、今年も続く見通し=ムーディーズ
3月2日、米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、今年もレバレッジドバイアウト(LBO)の低迷が続くとの見通しを示した。
米サード・ポイントがAMD株取得、改革は求めず=関係筋
[2日 ロイター] - 著名投資家ダニエル・ローブ氏は2日、同氏のヘッジファンド、サード・ポイントの投資家に対して、アドバンスト・マイクロ ・デバイセズ(AMD)の株式を取得したと伝えた。関係筋が明らかにした。
サード・ポイントはアクティビスト(物言う株主)として企業に改革を迫ることがあるが、関係筋によるとAMDに改革を促す計画はなく、今回の出資はパッシブ投資とみなすことができるという。
ローブ氏の広報担当者とAMD社は、コメントを控えている。
パソコンやデータセンター、ゲーム機向け半導体を設計するAMDの株価は、年初から約21%上昇している。アナリストはAMDや同業のエヌビディアが「チャットGPT」など、人工知能(AI)を活用した自動会話プログラム、チャットボットを支える技術を後押しすると予想している。
AMDの時価総額は約1250億ドルと、競合インテルを引き離している。半導体受託生産で世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)などに生産を委託することで、AMDは技術面での優位性を確保している。
自社で半導体の設計・製造を行うインテルは、技術的な優位性を生み出す努力で遅れを取り、競合からのシェア奪還に苦慮している。
AMDの株価は2日の米株式市場で約2.75%高で引けた。サード・ポイントの同社への出資はCNBCが先に報じた。
3月2日、米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、今年もレバレッジドバイアウト(LBO)の低迷が続くとの見通しを示した。
今年のアジアのヘッジファンドは十数年ぶりの最悪の運用成績で終わりそうだ。ユーリカヘッジのデータによると、11月までの成績は平均9.1%マイナスで、この流れが年末まで続けば2008年以降で最悪になる。
9月15日、ソフトバンクグループは、アリババ株式の譲渡で、2023年3月期の単体決算に約2兆6000億円の売却益を計上することが確定したと発表した。