M&Aは買収するだけでなく買収されることもある。日本の産業用ロボットメーカーは競争力が高く、海外企業の買収でも実績がある。そんな日本メーカーを中国企業が買収する動きがある。競争力があるからこそ買収の対象となるわけだ。こうした背景を踏まえると、今回の買収では企業規模を大きくし、買収攻撃を避けるという狙いが日本ペイントにあったことが予想できる。
今後どのような戦略を打ち出すのか。同社は今後も積極的にM&Aを行うと宣言しているだけに、新たな提案が出されるのはそう遠くはなさそうだ...
投資家から資金を集めて事業資金を貸し出すソーシャルレンディング事業で急成長したみんなのクレジット(みんクレ)が今年3月に行政処分を受けた。創業者は元「企業再生請負人」の白石伸生氏だ。