【ワタミ】介護事業撤退もリスク分散のM&Aで復活か? 今後に注目
2015年10月2日、ワタミは「ワタミの介護」の売却を決めた。譲渡先は損保ジャパン日本興亜ホールディングス。ワタミのこれまでのM&A戦略を振り返る。
M&A Online
| 2015/12/8
2015.12.08
LIXILグループとなり
規模を生かしたM&Aが可能に
トステムとINAXの統合、その後の子会社5社の合併を経てLIXILグループとなった同社であるが、01年のトステム時代の売上高は、約7千億円から現在の約1兆6千億円と2倍強まで増加している。約14年で売り上げを2倍強にするには、その売り上げ規模の大きさからしてM&Aを行わずには達成できなかったのではないかと思われる...
2015年10月2日、ワタミは「ワタミの介護」の売却を決めた。譲渡先は損保ジャパン日本興亜ホールディングス。ワタミのこれまでのM&A戦略を振り返る。
テンプスタッフは、積極的にM&Aを実行している企業の一つである。上場前から活発にM&Aを行っていたが、当時のM&Aは主にフランチャイジーを整理するためと見られる合併や買収であった。