ここ数年、ビーグリーの業績は順調に伸びてきたが、2018年12月期は大幅な減益に陥る見通しだ。同社によると「テレビコマーシャルの効果が限定的であったことや、プロモーションの多様化施策の一部が不調だった」ことが原因という。
当初想定していた営業利益は12億4800万円だったが、5億2500万円に大幅下方修正した。売上高も当初見込みの102億7100万円を91億8000万円に引き下げた。
この結果2018年12月期は売上高で前年度比2.3%の微増収、営業利益は同53.4%の大幅減益となる。何とか増収は維持したものの、利益は3、4年前水準に戻ってしまった。
ビーグリーは今後、まんがと小説に加え、映画やアニメ、ゲームなどのコンテンツを拡充していく計画で、このために50億円を投じるという。まんがが次に飲み込むのは何になるのだろうか。
ビーグリーの業績推移
文:M&A Online編集部
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