8月半ばに初の4万3000円台に乗せた日経平均株価は9月に入り、4万5000円台を突破し、年明けからの上昇幅はおよそ6000円となった。物言う株主(アクティビスト)による株式取得の動きも活発化した。
9月後半、市場の関心を集めたのは高島屋とマンダムの2銘柄。旧村上ファンド系の投資会社であるシティインデックスイレブンス(東京都渋谷区)が5%を超える株式を取得したとする大量保有報告書(5%ルール)を関東財務局に提出した...
隣接するドラッグストア業界と調剤薬局業界をめぐり、横断的な再編の動きがにわかに高まってきた。その引き金を引く格好となったのが他ならぬモノ言う株主だ。