2023年海外M&A、外国が買い手の「インバウンド」高止まり

※この記事は公開から1年以上経っています。
alt
写真はイメージです。

コロナ禍で落ち込んでいた海外M&Aの件数が2023年、好調な滑り出しを見せている。1~2月累計(適時開示ベース)は前年同期比10件増の32件で、コロナ前の2019年34件にほぼ並んだ。ただ、その内容は4年前と一変している。日本企業が買い手のアウトバウンド取引が減る一方、外国企業が買い手のインバウンド取引のウエートが急上昇しているのだ。

高止まりするインバウンド比率

海外M&Aはコロナ禍を境に減少に転じ、2020年は152件と25%近い大幅なダウンに見舞われた...

この記事は会員専用です。
無料会員に登録して、今すぐ続きをチェックしよう!
会員登録をする(無料)

NEXT STORY

アクセスランキング

【総合】よく読まれている記事ベスト5