上場企業による希望退職者の募集が今年に入り、早くも10社を突破した。9日だけでJT、日本金銭機械、ポプラ、ライトオンの4社が計画を発表し、年明けから13社に上る。前年は2月末までの2カ月で11件だったが、これを上回るハイペースだ。
たこ焼き「築地銀だこ」を主力とするホットランドが最終赤字に転落することになった。ただ本業の儲けを示す営業損益は黒字を確保する見通しで、大打撃を受けている居酒屋などの業態と比べると健闘している。
政府は2月5日、中小企業の事業承継の迅速化などを促すための改正案を閣議決定した。改正が見込まれる法案は産業競争力強化法のほか、中小企業等経営強化法、中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律など計6本。開会中の通常国会での成立を目指す。
EV量産で世界の先陣を切った日産自動車が年間販売でベスト10から陥落した。EV Salesによると、日産は2019年の7位から14位へ転落、トヨタ自動車も10位から17位へ後退した。これにより日本勢は、世界販売ベスト10から姿を消した。
ゼンショーホールディングス、吉野家ホールディングス、松屋フーズホールディングスの牛丼チェーン店大手3社の2021年の第3四半期決算が出そろい、第4四半期の業績に明暗がくっきりと現れることが分かった。
防衛大学校を卒業後、巨大ディスコ「ジュリアナ東京」や「ヴェルファーレ」を成功させ、介護会社コムスンを含む総合人材サービスのグッドウィル・グループを設立し、年商7700億円の巨大企業に育て上げた著者の「自伝」兼「経営論」兼「教育論」である。
2020年のEV・プラグインハイブリッド車(PHV)世界販売ランキングによると、1位は米テスラの5人乗り小型EVセダン「モデル3」で、前年比21.7%増の36万5240台。2019年に引き続きトップを守った。一方、2位以下は大混戦となった。
大型合併や経営統合で問題になる「企業結合規制」とは、寡占化など一定の取引分野における競争を実質的に制限することとなる場合に、M&A取引(株式取得、合併、分割、事業譲受等)を規制することを言います。
スポーツクラブ業界で2月に入り、M&Aが立て続けに起きた。買収を仕掛けたのはルネサンスとゴールドジム。新型コロナの逆風下、業界各社はそろって大苦境に陥る中、両社の買収にはどんな狙いがあるのだろうか。
東京・九段のランドマークといえば、靖国神社と日本武道館が真っ先に思い浮かぶに違いない。全国的にも知名度は抜群だ。そんな九段界隈で国内外からの宿泊を一手に引き受けてきたホテルグランドパレス(東京都千代田区)が6月末で営業を休止する。開業50周年を目前に控えながら、新型コロナウイルス感染拡大の影響が立ちふさがった。
広島県内を中心に関東圏にも店舗を展開する大手書店のフタバ図書が、ファンドなどが出資する新会社に3月1日付で事業譲渡すると発表した。事業再生ADR手続きを活用する。
『金環蝕』は、1965(昭和40)年の九頭竜川ダム落札にまつわる汚職事件をモデルとした、石川達三の長編小説(同名)を映画化。巨大保守政党の総裁戦争いに端を発した汚職を巡る攻防を昭和の名優たちが彩る。『半沢直樹』が好きな人におすすめの一作。
日本電産がEV戦略にアクセルを踏み込んでいる。 EV戦略にとって重要な取り組みとなる工作機械メーカー・三菱重工工作機械を買収し、トラクションモーターシステムの増産に取り組む。
「志気」は鋭くあるべきだ。心に鋭さが欠けていれば、他の人間性の発揮にも影を落としてしまう。そして心の学問すなわち心学では、大自然に触れてることも読書に親しむことも重要で、さらに、「字にとらわれるな」とも。「楽しむ極意」を『言志後録』に探る。
2021年第1号の敵対的TOBが勃発した。東京製綱は4日、日本製鉄が同社に実施中のTOBについて反対意見を発表した。日本製鉄は所有割合を9.91%から19.1%に引き上げを目指しているが、東京製綱の反対表明で敵対的TOBに発展した。
日鉄物産と三井物産傘下の三井物産アイ・ファッションが繊維事業の統合に向けて動き出した。コロナ禍で厳しい経営環境下にあるアパレル業界では今後、今回のような事業統合や企業買収などの事例が増加する可能性が高そうだ。
居酒屋「はなの舞」のチムニーが苦戦を強いられています。2021年3月期第2四半期の売上高は前期比71.3%減の61億2,500万円となりました。ワタミ、鳥貴族、串カツ田中の同期間売上は、前期比で30%台の減少に留まっています。その理由は?
ガムやチョコレートなどを手がける大手菓子メーカーのロッテが、バレンタインデーを機にラーメンチェーン店2社とコラボし、チョコラーメンを期間限定で販売する。ラーメンとチョコの相性はいいのだろうか。
M&Aで多額の資金が入ってきた経営者に万が一のことがあると、銀行などが提供する遺産整理商品を利用する相続人が増えている。銀行などが被相続人の財産の調査をし、相続人に代わって相続手続きを行うのが遺産整理商品。その利用のポイントとは。
祖業を切り離して生き残り-中堅造船のサノヤスHDは2021年2月に100%子会社のサノヤス造船の全株式を新来島どっくに譲渡し、造船事業から撤退する。それを可能にしたのが、1990年代から進めてきたM&Aだ。脱造船後の「海図」はいかに?
コロナ禍で50億円を超す営業赤字(2021年3月期第2四半期時点)に陥っているワタミが、日替わりの弁当や総菜をデリバリーする「宅食事業」で攻勢をかけている。
希望退職募集の動きが2021年も年明けから相次いだ。アパレルの三陽商会が150人程度を募るのを筆頭に、外食2社を含めて7社が計画を発表した。緊急事態宣言が1カ月延長されたことで、業績の戻りはさらに遠のき、リストラ圧力が一層強まりかねない。
2021年1月にマツダが「MX-30」の電気自動車(EV)モデルを発売し、国産乗用車メーカー5社のEVが出そろった。しかし、タイプも価格もバラバラ。一体、どのモデルが割安なのか?電池容量や航続距離、車格の視点から最も「割安」なEVを探った。
中小企業の経営者が、事業承継などでM&Aを行う場合には、専門家に依頼するのが一般的です。 通常はM&A仲介会社に依頼して、「業務委託契約」を交わします。
ベルギーに本店を置くゴディバが北米地域での自社ブランド店舗販売からの撤退を決めた。同地域には全部で128店舗を出店しているが、2021年3月末までに全店舗を売却または閉鎖する。では、日本はどうなるのか?実は同じゴディバでも経営は別だ。