牛丼チェーン店の吉野家は、牛丼の一部商品を値上げした。収益力を維持が狙いだが、逆に顧客離れを起こし、業績の悪化につながる可能性もある。当面、吉野家の月次の売上高から目が離せない。
パイオニアがMaaS(複数の交通機関を結び付け、移動を大きく変えるサービス)事業などを展開するソニックスとの間で資本出資、業務提携に関する契約を結んだ。同社は今後も他社との協業を積極化させる計画で、移動サービス事業が急速に拡大しそうだ。
1週間(10月25日~29日)のM&Aニュースを動画にまとめました。
香港の人気歌手・俳優のサミー・チェン(鄭秀文)主演の『花椒の味』が日本公開となる。異母三姉妹の癒しと成長の物語の中で、重要なきっかけとなるのが亡き父が遺した火鍋店の承継問題だった。秘伝の味の再現に奮闘する三姉妹だったが…
それは、いきなりの改名だった。米SNS大手のフェイスブックが「メタ」に社名変更すると発表したのだ。この「メタ」は同社が次世代の主力市場と位置づける「メタバース」から取ったという。ところで、この「メタバース」って何だ?その歴史も探ってみよう。
サイゼリヤの2021年8月期の売上高が前期比0.3%減の1,265億1,300万円となり、22億6,400万円の営業損失となりました。2020年8月期は38億1,500万円の営業損失で、赤字幅は縮小しています。しかし、黒字化する道は険しそうです。
経営者にとって気になる相続対策。今回は上場会社の株を大量に保有している場合の相続対策と未成年の相続人に事業を引き継がせたい場合の有効なスキームを紹介する。
ゲーム攻略情報サイト「GameWith」を運営するGameWithが、eスポーツ事業の拡充に乗り出した。同社は2021年10月31日に、プロeスポーツチーム「DetonatioN Gaming」を運営するDetonatioN(東京都豊島区)を子会社化する。
「サプライヤーの反乱」なのか?トヨタ自動車が日本製鉄からハイブリッド車などに使われる電磁鋼板の特許権を侵害したとして、素材を供給した中国鉄鋼大手の宝山鋼鉄と共に東京地裁に訴えられた。根底にあるのはトヨタ側の「変わらなかった意識」の問題だ。
「利益なき会社に価値はない」が正であれば、今回のペイディ買収を肯定することは極めて難しいでしょう。しかし「利益よりシェア」という考え方は、戦後急成長を遂げた日本のスタートアップ企業(当時の松下やソニー)が実践していたのです。
東京機械製作所が発動を目指す強硬な買収防衛策は認められるのか。会社側の同意がないまま買収を仕掛けられるケースが相次ぐ中、東京地裁が今月末にも下す判断によっては、企業が防衛策を発動するハードルが下がる可能性がある。
B-Rサーティワンアイスクリームが快調に業績を伸ばしている。同社が2021年10月22日に発表した2021年12月期第3四半期は、営業、経常、当期の利益がいずれも前年同期の2倍以上に拡大した。
文具事務用品の“雄”として、抜群の知名度を持つキングジム。「キングファイル」は書類の保管や整理に欠かせないファイル類の代名詞的存在だ。近年、アクセルを踏み込んでいるのが新領域と位置付けるインテリアライフスタイル事業。M&Aで攻勢に出ている。
米電気自動車(EV)大手テスラの時価総額が米国時間2021年10月25日に1兆ドル(約115兆円)を突破した。自動車メーカーで1兆ドルを超えているのはテスラだけだ。昨年1月にはトヨタの半分以下だったテスラだが、半年後にはトヨタを追い抜いた。
札幌地裁は令和3年6月11日、少数株主の締め出し(スクイーズアウト)を目的とする株式の併合が株主平等原則に違反するかという争点につき、判断を下しました。
ペイディがIPOではなくペイパルによる買収を選択したのはなぜでしょうか。米ペイパルによるペイディ買収案件の買収額3000億円が高いのか安いのか、筆者の試算をもとに分析したいと思います。
JTBや富士薬品などが、陰性証明の発行につながる新型コロナウイルスの抗原検査事業に乗り出した。感染の再拡大を防ぐために抗原検査の活用が必要との声もあり、今後同事業に参入する企業は増えそうだ。
NHK大河ドラマ「青天を衝け」の主人公として、人気を博する渋沢栄一(1840~1931)。日本で最初の銀行を設立した。現在のみずほ銀行の源流にあたるが、そもそも英語の「bank」の和訳に「銀行」の2文字がどうして選ばれたのだろう?
2021年第3四半期(1-9月期)の日本関連M&A公表案件は16.7兆円と、前年同期から22.6%減少となったものの、1-9月ベースで見ると歴代3位の高水準となった。
米ペイパルがペイディを270億米ドル(約3,000億円)で買収しました。国内スタートアップのM&Aとしてもおそらく過去最大級の規模になると思われます。この買収額が高いか安いかについて検証してみたいと思います。
過去最大の感染爆発を起こした新型コロナウイルス感染症の第5波が急速に収束している。専門家も「なぜここまで急速に減少したのか分からない」と首をひねる。このまま平穏な年越しを迎えられるのだろうか?実はそうなったら最も恐ろしい事態を招きかねない。
KMバイオロジクスが、塩野義製薬から2日遅れの10月22日に新型コロナワクチンの第2/3相臨床試験を始めた。第一三共も11月に第2/3相臨床試験を始める。国産ワクチン一番乗りはどこだろうか?
10月22日、東京機械製作所が開いた臨時株主総会で、アジア開発キャピタルに対する買収防衛策の発動が可決された。
徳島市に本社を置き、歯科技工関連事業を手がけるデンタス<6174>。歯形の形状を読み込んでデータ化し、熟練技能が必要だった歯科技工物の原型を製作する。2015年9月に東京プロマーケットに上場した。
かつて村上世彰氏がインサイダー情報をもとにニッポン放送株を大量に取得し、証券取引法違反に問われた事件が発生しました(村上ファンド事件)。今回は「公開買付等を行うことについての決定」の意義について判断した最高裁の決定をご紹介します。