ーそうした優良企業であれば、自社単独で生き残れます。M&Aの説得は難しいのでは?
確かにその通り。グループ入りの交渉は期限を設けず、相手先と柔軟に向き合う。ブランドビジョンや経営戦略などが擦り合っていないままで交渉を進めると後で困ることになるからだ。
とはいえ、いたずらに長引かせて良いわけでもないので、コミュニケーションは密にしている。太陽のRyo-san(川嶋 伶 社長)とは焼肉を食べながら将来ビジョンを語り合い、グループ入りを決めてもらった...
国内投資ファンドの日本産業推進機構は今年に入って1000億円規模の大型案件を相次いで手がけた。さらに4月末に経営破綻したホテル・不動産業のユニゾホールディングスのスポンサー支援に名乗りを上げた。津坂純社長に投資戦略や今後の展開を聞いた。
通信販売事業で大きく成長したジャパネットホールディングス(長崎県佐世保市)がCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)に力を注いでいる。同社は2021年に50億円強のファンドを組成し、すでに8社のスタートアップに出資した。
マイナビM&Aは、中小企業の事業承継を手助けすることで、企業の存続と雇用の維持に取り組んでいる。PMIに重点を置くことで目標達成を目指すという。同社の西永賢二社長に事業の現状やM&A業界の課題などについてお聞きした。
M&Aアドバイザリー会社のGCAに入社した際に購入した電卓(CASIOのMW-12A)を今でも使っています。もう14、5年になります。工学部出身で、ロボットやAI(人工知能)などをやっていたことから、当時はNTTでSEとして働いていました。