食堂車、無人島、天守閣…意外な「貸し切り」のお値段は?

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無人島を独り占め!

鉄道で旅に出たなら、宿も貸し切りにしたいもの。スケールの大きい宿では、宇野港(岡山県玉野市)から船で30分ほどの沖合に浮かぶ無人島「くじら島」(正式名称は堅場島)を貸し切りにできるプランがある。島全体が宇野港土地(岡山県玉野市)が運営する1日1組限定のキャンプ場で、貸し切りプランしかない宿泊施設だ。

くじら島は面積0.12平方km、標高45mで、くじらのように見えるのが通称の由来。旧石器時代から古墳時代にかけての遺跡が発見されており、近世まで人が居住していた形跡が残っている。1990年と1995年の国勢調査では人口2名の有人島だった。

最大収容人数は80人程度。バス・トイレに空調、薪ストーブを設置したコテージや、ベッドと家具を備えたグランピングテント、通常のテントで宿泊する。テント泊客向けに温水シャワールームやウォシュレット付き水洗トイレを完備しており、快適なキャンプ体験ができる。

「くじら島」を丸ごと貸し切る
瀬戸内海に浮かぶ「くじら島」を丸ごと貸し切る(同社ホームページより)

宿泊料金はコテージ・グランピングプラン(夕朝食・アクティビティー料金を含む)が、2人利用の場合で1人9万5600円から。総額19万1200円で無人島を貸し切ることができる。10人利用の場合は1人3万9600円からで、人数が多いほど1人当りの利用料金は割安だ。

料金には夕朝食とシーカヤック、SUP、投げ釣り・船釣り、キャンプファイヤー、天体望遠鏡、サンセットクルーズなどのアクティビティー料金が含まれている。

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