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食堂車、無人島、天守閣…意外な「貸し切り」のお値段は?

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食堂車や鉄道博物館で貸し切りイベントを

鉄道など公共交通機関の貸し切りは定番で、東京都交通局の都電荒川線(片道1万3820円)や千葉都市モノレール(区間により1万1900円から1万8200円まで)など多くの路線で貸し切りが可能だ。ユニークなのは食堂車の貸し切り。

かつては全国の特急列車や新幹線に食堂車が連結されていたが、定期路線では姿を消している。「食堂車に乗ったことが一度もない」人もいるだろう。今ではめったに乗車できない食堂車を、貸し切りにできるのが西武鉄道。西武新宿駅〜西武秩父駅間で、旅するレストラン「52席の至福」を貸し切り、月替りのコース料理が楽しめる。総額料金は片道90万円から、往復130万円から。ウェディングパーティープランもある(料金は問合せ)。

「52席の至福」の2号車オープンダイニング
「52席の至福」の2号車オープンダイニング(同社ホームページより)

鉄道関連の博物館も貸し切りできる。JR東海の「リニア・鉄道館」(名古屋市港区)では、閉館後の18時から20時まで2時間の貸し切りが可能だ。パーティーや記念式典、懇談会などに利用でき、500人までが70万円。500人を超えると1人当り800円の追加料金がかかる。延長も可能で、料金は30分につき10万円。

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