M&Aなどを通じて海外子会社を有することとなった場合、その海外子会社の決算書を企業グループの連結決算書に取り込むことになります。その際、外国通貨をもとに作成されている海外子会社の決算書をどのように円貨に換算するのかという問題が生じます。
どの時点の為替相場で決算書を換算するのが正しいのでしょうか。これは海外子会社の活動をどのように捉えるのかという考え方にも通ずるところですが、今回はそうした考え方にも触れながら実務上の取り扱いを紹介することにしましょう...
人員削減などのリストラを伴う合併では、合併後の決算にどのような影響が生じるのでしょうか。合併時の会計処理の基本にも触れながら紐解いてみたいと思います。