【M&A仕訳】株式移転(連結会計編)
株式移転は100%親子会社関係を作るための組織法上の行為を指します。株式移転の特徴を紹介するとともに、株式移転を行った場合の連結仕訳を確認していきたいと思います。
北川ワタル
| 2018/11/15
2018.11.15
連結会計におけるM&A仕訳を全8回にわたって解説しています。本稿はその第6回目に当たります。連結財務諸表は親会社が企業グループ各社の決算書を合算、調整のうえ作成するものです。つまり、子会社を設立したり、他社を買収して子会社化したりした場合に連結財務諸表を作成する訳です。
それでは、もともと連結財務諸表を作成している企業グループの会社がさらに合併を行った場合、連結会計にはどのような影響を与えるのでしょうか。まずは合併が行われた場合の当事会社単体における会計処理を確認するとともに、連結会計への影響を確認してみましょう...
株式移転は100%親子会社関係を作るための組織法上の行為を指します。株式移転の特徴を紹介するとともに、株式移転を行った場合の連結仕訳を確認していきたいと思います。