貸借対照表では左側に資産が、右側に負債および純資産が掲載され、資産の合計額と負債および純資産の合計額が一致するようになっています。貸借対照表は決算日における企業の財政状態を示すものといわれます。こうした貸借対照表のうち資産や負債の換算は決算日の為替相場によります。
一方で、純資産は資本項目、過去の損益計算の結果、決算日における時価評価の影響などが混在するという性格を持っています...
人員削減などのリストラを伴う合併では、合併後の決算にどのような影響が生じるのでしょうか。合併時の会計処理の基本にも触れながら紐解いてみたいと思います。