【M&A仕訳】事業譲渡の会計処理
事業譲渡によるM&Aは、単に資産を譲渡するだけですので、一つ一つの資産を売買する取引となります。今回は、事業譲渡の個別会計の処理(仕訳)についてご説明いたします。
岡 咲
| 2021/8/16更新
2018.05.16
こんにちは、公認会計士の岡 咲(おか・さき)です。(ペンネームです。会員検索してもこの名前では出てきませんので、悪しからず。)
連載第4回は「株式交換の個別会計処理(仕訳)」について説明させていただきます。
株式交換とは、完全親子会社にする手法です。前々回の株式譲渡は、買い手企業が売り手の株主から株式を買い取り、対価を現金で支払うという取引でしたが、これはあくまでも買い手と一人の株主の”1対1”の取引です...
事業譲渡によるM&Aは、単に資産を譲渡するだけですので、一つ一つの資産を売買する取引となります。今回は、事業譲渡の個別会計の処理(仕訳)についてご説明いたします。