【M&A仕訳】株式交換(連結会計編)
「株式交換」は親子会社関係を作るための組織法上の行為です。株式交換の特徴を紹介するとともに、株式交換を行った場合の連結仕訳を確認していきたいと思います。
北川ワタル
| 2018/10/18
2018.10.18
このシリーズでは、連結会計におけるM&A仕訳を全8回にわたって解説しています。本稿はその第5回目に当たります。前回のテーマである「株式交換」も、本稿で解説する「株式移転」も、100%親子会社関係を作るための組織法上の行為という点で共通しています。
ただし「株式交換」では既存の会社を完全親会社としますが、「株式移転」では新設した会社を完全親会社とする点で異なります。このような違いが具体的な会計処理にどのような影響を与えるのでしょうか。以下では、株式移転の特徴を紹介するとともに、株式移転を行った場合の連結仕訳を確認していきたいと思います...
「株式交換」は親子会社関係を作るための組織法上の行為です。株式交換の特徴を紹介するとともに、株式交換を行った場合の連結仕訳を確認していきたいと思います。
会社分割は株式を対価とする企業結合の一種なので、他の取引類型と同様に、最初に取得企業と被取得企業の判定を行います。今回は、会社分割の個別会計の処理(仕訳)についてご説明いたします。