上記のような仕訳からもわかるように、第三者割当増資は、株式を取得するという意味においては、既存の株式を購入した場合と類似しています。
それでは、上記の二つの仕訳がちょうど表裏の関係となっている場合を想定してみます。つまり、一方の会社が他方の会社の第三者割当増資(100)に応じて、議決権比率60%の親子会社関係ができた場合です。
これは連結仕訳でいうと、投資と資本の相殺消去という基本的な仕訳に関係してきます...
事業譲渡によるM&Aは、単に資産を譲渡するだけですので、一つ一つの資産を売買する取引となります。今回は、事業譲渡の個別会計の処理(仕訳)についてご説明いたします。