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新iPad、新iPad Proで見えたiPhoneの値上げ幅

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iPhoneは5000円以上の「中途値上げ」か

モデル 日本価格(円、税込) 日本価格(円、税抜) 米国価格(ドル) 商品為替レート(1ドル) 実際の為替レート(1ドル) レート差額
新iPad  68,800  62,545 449 139.3 150 10.7
新iPad Pro 124,800 113,455 799 142.0 150   8.0
iPhone14 119,800 108,909 799 136.3 150 13.7
iPhone14 Pro 149,800 136,182 999 136.3 150 13.7

実際のレートとの為替差損はアップルが負担しているが、同社は商品為替レートを度々見直している。新製品投入時の定価改定が一般的だが、円安が進めばモデルチェンジ前に「中途値上げ」することも。「iPhone14シリーズ」は、いつ値上がりしてもおかしくないほど円安が進んでいる。

もしもアップルが新「iPad Pro」と同じ商品為替レート(1ドル=142円)まで円安是正措置を取った場合、「iPhone14」は現在よりも5000円高い12万4800円、「iPhone14 Pro」は6239円高い15万6039円となる。ただでさえ前モデルよりも大幅に値上げされている「iPhone14シリーズ」だけに、追加の値上がりは消費者にとっても痛い。

上級モデルの「iPhone14 Pro」はメーカー直販サイトで納品まで2〜3週間待ちで、店頭でも品切れが多い人気機種。アップルの製品値上げは予告なしに即日実施されるだけに、購入するつもりならば1日も早く注文しておく方が良さそうだ。

文:M&A Online編集部

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