iPhone 14は「5c」と並ぶ「歴史的失敗作」となるのか

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(同社ホームページより)

アップルファンにとっては待ちに待った秋がやってきた。毎年恒例となっている新型iPhoneが登場するからだ。発売当初は予約が殺到し、しばらくは品薄が続くのが常だった。が、9月16日に発売される「iPhone 14」は少々勝手が違うようだ。早くも「大ゴケ」の予感が漂っている。

発売日直前なのに異例の「在庫あり」

アップルのホームページではiPhone 14の予約が始まっているが、14日14時現在の「出荷」予定日は5〜7営業日となっている。発売までの2日間を除けば最短で3日待ちということだ。一方、6.7インチディスプレーを搭載した大画面版の「iPhone 14 Plus」は「配達」予定日が発売日と同じ10月7日なので、まだ在庫が残っている。これはiPhoneの新製品としては異例だ。

実際、すでに発表されているiPhone 14のスペックは、買い替えを検討していたユーザーをがっかりさせている。基本性能を左右するCPUは従来の新製品ではiPhoneの「Pro」モデルと同等だったのに対して、「14」では先代モデルの「iPhone 13」に搭載している「A15 Bionicチップ」を踏襲。GPUは4コアから5コアに改良されたが、大きな変更はない。

背面カメラも1200万画素のまま。2015年に発売した「iPhone 6s」以来、 7年間も据え置かれたままだ。「iPad」シリーズでは採用されている標準規格の接続端子「USB Type-C」への移行も見送られた。いわばマイナーチェンジ版だ。にもかかわらず最低価格(税込)は円安の影響で11万9800円と、「13」の9万8800円(発売当時)より2万1000円も値上がりしている。

アップルは2013年に「iPhone 5s」の廉価版となる「iPhone 5c」を発売した。「5c」はCPUに前モデルの「iPhone 5」と同じ「A6」を搭載し、性能面での進歩はほとんどなかった。多色展開やデザインを変更したものの、消費者にそっぽを向かれてしまう。

M&A Online編集部

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