「iPad mini」で3000円?アップル製品の値上げ迫る

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アップル製品を購入する予定があるなら、お早めに!日本で販売されるアップル製品に値上げが迫っているからだ。理由は急激に進んでいる円安。過去の円安時にも、アップルは予告なしに値上げをした「前科」がある。一体、どの程度の値上がりになるのだろうか?

円安で値上げを繰り返してきたアップル

アップルは2014年11月14日に「iPhone6」の販売価格を最廉価モデルで6万7800円(税別)から7万5800円(同)へ、8000円(11.8%)値上げした。「iPhone6」が発表された同9月10日の為替相場は1ドル=106円12銭、それが同11月14日には同116円15銭と10円03銭も円安に振れた。アップルは為替差損を回避するため、日本での価格を値上げしたのだ。

円安で2度も値上げされた「iPhone 6」(同社ホームページより)

しかし、円安はさらに続く。2015年3月10日には同121円47銭と11月14日比で5円32銭の円安に。アップルは同日、「iPhone6」を8万6800円(同)へ、一気に1万1000円も値上げした。最初の価格からは15.35円の円安で1万9000円も引き上げられたことになる。

アップルの最新機種である「iPad mini」(第6世代)や「iPhone13」シリーズなども、発表された2021年9月15日の同109円65銭から、10月18日には同114円27銭と4円62銭(4.2%)の円安に。「iPhone6」の初回の値上げ時の3分の1程度の円安だが、2回目の値上げ時の2倍の円安となっており、円安に伴う値上げの可能性は十分にある。

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