【宝ホールディングス】海外企業の買収で世界に日本酒や日本食を拡大
焼酎や日本酒、みりんなどを生産する宝ホールディングスが海外M&Aを加速させている。同社はこの1年ほどの間に米国、カナダ、スペインで、日本食材卸や日本酒メーカーなど4社を傘下に収めた。
M&A Online
| 2023/10/12
2023.10.12
答えはノーだ。むしろコロナ禍を境に、M&Aにアクセルを踏み込んでいる。
2000年以降取り組んだ買収は合計7件で、途切れた年はない。2020年、21年各1件、22年2件、23年はここまで3件に上る。いずれもターゲットは地場の運送・倉庫会社だ。地域も各地に散らばる。
今年の顔ぶれをみると、7月にトラック運送業、ウインローダー(東京都東村山市。売上高8億9000万円)の株式を追加取得し、子会社化した...
焼酎や日本酒、みりんなどを生産する宝ホールディングスが海外M&Aを加速させている。同社はこの1年ほどの間に米国、カナダ、スペインで、日本食材卸や日本酒メーカーなど4社を傘下に収めた。
ヤマエグループホールディングスは、2024年3月期から2026年3月期までの3年間に、それまでの3年間(2021年3月期-2023年3月期)のおよそ2倍にあたる450億円をM&Aに投じる。
トリドールホールディングスは英国の投資ファンドと共同で、ピザ店やギリシャ料理店を運営する英国のFulham Shore PlcをTOB(株式公開買い付け)で子会社化する。