東京海上ホールディングス<8766>の傘下にあった投資ファンド・東京海上キャピタルが2019年9月にMBOを実施しました。金融コングロマリットなどの傘下にファンドの運用会社がある場合、親会社とファンドへの出資者の間で利益が対立する恐れがあります。
投資ファンド(この場合は東京海上キャピタル)は親会社と出資者の間に挟まれ、正しい意思決定ができない恐れがありました。特に海外の投資家は利益相反を懸念して出資を見送るケースが見受けられます。その障害をMBOで乗り越え、東京海上ホールディングスから独立してティーキャピタルパートナーズとなりました...