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【現場の声】ベンチャーとIPO、そしてバイアウトによるイグジット その2

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 IPO直前の会社は勢いがあり、売上・利益は出ていますが、VC(ベンチャーキャピタル)から出資を受けるなどして、初めから上場ありきでつくった会社は別として、多くの場合は管理面が弱い。総務、経理、法務などは土台のようなものなので、そこがしっかりしていなければ、会社が大きくなったときに経営が揺らぎます。

 10数年経営してきたベンチャー企業で最も多いのは公私混同です。まず、社宅、社用車、経費、そしてコーポレートカードの使い方を変えるところからスタートするのです。また、従業員とトラブルがあったり、社員教育を怠っていたり、残業の管理をしていなかったり、パワハラで訴えられていたり、請求書を送っただけで売り上げを立てていたりといったさまざまな問題を抱えています。そこで法的な観点から、内部の管理体制に関するアドバイスをするわけです。必要に応じて会計や財務などの専門家をご紹介しますし、証券会社や監査法人やIPOコンサルをご紹介することもあります。このような管理面の整備を始めると経営者の意識は変化し、上場企業らしくなっていきます。(次回に続く)

まとめ:M&A Online編集部

その1:ベンチャー企業に興味をもたれたきっかけとは?

大村 健(おおむら・たけし)略歴および著書紹介

フォーサイト総合法律事務所 代表パートナー弁護士
http://www.foresight-law.gr.jp

1974年埼玉県生まれ。中央大学法学部法律学科卒業。在学中の96年、司法試験合格。99年弁護士登録(第二東京弁護士会所属)。11年、フォーサイト総合法律事務所開設、代表パートナー弁護士に就任(現任)。
同事務所は、生え抜きの弁護士10名(平成28年12月に新規登録弁護士1名が加入予定)・司法書士兼行政書士1名が所属し、企業法務全般、M&A・MBO/企業再編、会社法、金融商品取引法、ベンチャー・株式公開IPO)、ファイナンス(種類株式新株予約権発行含む)、IT・エンターテインメント・バイオ/知的財産権、労働法、コンプライアンス、不動産関連、エネルギー関連、事業再生、訴訟・争訟等を取り扱う。

新株予約権種類株式の実務』、『図解入門ビジネス最新会社法の基本と仕組みがよ~くわかる本』、『ケースでわかる株式評価の実務』ほか著書・論文多数。

http://www.daiichihoki.co.jp/store/products/detail/101247.html

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自らのベンチャー起業家になりたいという思いを出発点に、IPOを目指す起業家のサポートをする日本でも有数の法律事務所を設立・運営するフォーサイト総合法律事務所代表パートナー大村健弁護士。大村氏はIPOも増加する一方で、バイアウトによるイグジットも増えているという。最近のベンチャー事情を全3回に渡ってインタビューした。最終回は今後、IPOは増えていくのかお聞きした。


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