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創業家の内紛シリーズ(2)事業承継が絡む争い編

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「創業家の内紛シリーズ」の第2回目は、「事業承継が絡む争い編」として、大戸屋、セコム、セブンアンドアイの3社を取り上げたい。創業者の遺骨を社長室に持ち込み社長退任を迫る未亡人など感情的なもつれも垣間見えるのが今回の事例の特徴といえる。

■創業者の若すぎる死がもたらした大戸屋騒動

大戸屋ホールディングス<2705>は海外にも積極的に店舗展開する定食やチェーンであるが、小細胞肺がんを患っていた創業者の三森久実氏が2015年7月に57歳の若さで他界したことをきっかけに、創業家と経営陣の内紛に発展していった経緯を持つ...

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