料理レシピサイトのクックパッド<2193>で、創業者と社長との間で経営方針の対立が発生。最終的に株式の44%を握る創業者が社長を解任する事態となりました。

 クックパッドは、2012年に創業者の佐野陽光(あきみつ)氏が社長を退き、投資会社やカカクコムの社長を務めた経歴を持つ穐田誉輝(あきたてるよし)氏が社長に就任。その後、同社はM&Aを積極的に手掛けるなどして事業を拡大。株価は大きく上昇して、穐田社長の経営手腕は、社内外から高く評価されます。

 しかしながら、“食”に特化した事業を望む創業者・佐野氏と、多角化を進める穐田社長との間で路線対立が表面化。佐野氏が穐田社長、そして自分を除く取締役全員の交代を求める株主提案を提出します。最終的に佐野氏の人事案を経営陣が受け入れ、穐田社長は代表取締役を解任されることに。ただ、社員からの根強い支持のあった穐田社長は引き続き取締役兼執行役として同社に残るなど、取締役人事は佐野氏が一部妥協する部分も残しました。このお家騒動、まだ第2ラウンドもありそうな気配です。

まとめ:M&A Online編集部

【関連記事を読む】
【セブン&アイHD】内紛でコンビニの父が退任
【セコム】会長と社長がそろって解職に