創業者・重光武雄氏が第一線を退いた後、創業者の長男・宏之氏と次男・昭夫氏が共同で経営に当たってきたロッテグループ。しかし、その経営権をめぐり対立が表面化。グループ各社が昭夫氏を支持する中、武雄氏をはじめ一族は宏之氏を支持。日本と韓国の両国にまたがるロッテグループ創業家の兄弟げんかに発展しました。
この争いでは昭夫氏が実権を握り、2015年、宏之氏はロッテグループの経営から離れることに。しかし宏之氏はあきらめきれず、武雄氏および一族を巻き込んで、昭夫氏をはじめとするロッテグループの役員解任を16年3月の臨時株主総会で提案します...