セブン-イレブン及びイトーヨーカドーを傘下に持つセブン&アイ・ホールディングス<3382>で内紛が勃発。セブン-イレブンを育て上げ、日本のコンビニの父とも言われる鈴木敏文会長が退任することになりました。

 事の発端は、鈴木会長が井阪隆一社長の実績に不満を持ち、社長交代を模索したことに始まります。鈴木会長から内示を受けた井阪社長はこれに反対。また、イトーヨーカ堂を創業した伊藤雅俊名誉会長も、これまでは鈴木会長に経営を一任していたものの、社長交代に反対します。

 業績好調の中で、外部に説明できるような理由もなく社長交代は筋が通らないとする社外取締役も加わり、最終的に鈴木会長の人事案は取締役会で諮られることに。賛成7票・反対6票・棄権2票で、賛成票が反対票を上回ったものの、過半数の賛成は得られず、井阪社長交代の人事案は否決に。結果を受けて鈴木会長は以後の経営は後進に譲るとし、自らの退任を発表しました。

 鈴木会長は83歳、いずれ後進に道を譲る必要はありましたが、意外な形での退場劇となりました。

まとめ:M&A Online編集部