トップ > 調べる・学ぶ > M&A実務 > のれん・減損会計 >のれんの償却がIFRSでも必要となる公算は?しっかり学ぶM&A基礎講座(40)

のれんの償却がIFRSでも必要となる公算は?しっかり学ぶM&A基礎講座(40)

※この記事は公開から1年以上経っています。
alt

のれん非償却についての問題意識

日本ではのれんの償却後残高が毎年減っていくのに対して、IFRSでは当初の発生額が貸借対照表に計上されています。その金額を対象として減損テスト方式で毎年計上額が見直されることになるため、理論上は減損損失が小出しに計上されていっても良さそうです。しかし、現実的には欧州企業などで突如として巨額の減損損失が発生することが問題視されています。

上述のフーガーホースト議長は、オランダで財務大臣などの要職を歴任した後、2011年に前任のトゥウィーディー議長の退任に伴い、IASB議長となりました...

この記事は会員専用です。
無料会員に登録して、今すぐ続きをチェックしよう!
会員登録をする(無料)

NEXT STORY

アクセスランキング

【総合】よく読まれている記事ベスト5