DDが完了したら、株式譲渡対価の最終決定とクロージング日を明確にし、株式譲渡契約書の準備と締結に移ります。クロージング日をもって、売主が完全に企業から離れる場合もありますが、引継ぎ等を目的とし一定期間企業に残ってもらう場合もあり、それを条件に盛り込むこともあります。
株式譲渡契約書の締結とクロージング日の間に猶予を持たせることが一般的ですが、その理由は、サーチャーがクロージング日までに実施して欲しい項目等を提示するためです...
東京都心の不動産投資から外国人投資家が脱出を始めている。リモート勤務が解除されてオフィス回帰が進み、東京に本社を置く輸出企業の業績も好調。さらに外国人投資家にとって円安は「買い」の絶好のチャンスにもかかわらず、なぜ「売り」に走るのだろうか?
「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングと「しまむら」を展開するしまむらの、アパレル業界上位2社が4期連続の増収増益を見込む。コロナ禍の中、追い風に乗って順調に業績を伸ばしているが、良好な視界はいつまで続くのか。
運送業界の「2024年問題」が目前に迫っている。ドライバー不足は必定。そこで知恵を絞っているのが商用車の車体メーカー。ジャパンモビリティーショーでは、日本自動車車体工業会がドライバーの負担軽減と物流効率を引き上げる独自製品が紹介されている。
タイヤ最大手のブリヂストンがコロナ禍の中、子会社の売却を進めている。同社は2021年以降に11件のM&Aを適時開示しており、このうちの9件を売却が占めた。一方、業界2位の住友ゴム工業は同期間中の案件はなく、両社のM&A戦略は対象的だ。